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ケンタッキー州フローレンス市のコンドは投資家が購入オファー準備中、その際、注意すべき点としてHomeowners Assosication、通称、HOAと呼ばれる共益費の年間上昇幅があります! ちなみに今回のコンドは2023年が月間、$351.60、そして24年が$404と約15%上がっており、正確な統計は手元にないものの、感覚的には大幅ですね。

執筆者の写真: Kenji ShiotaKenji Shiota

 ということでタイトルで触れたHOAは利回りに大きな影響を及ぼしますので、今年の金額に加え、来年以降の見込みも気になります! 前述した通りこちらのコンドは約15%、前年比で上昇していますが、一般的な弊社管理物件の場合、5-10%、もしくは据え置きの年もありますね。


 さて今回のようにHOAが月間50ドル以上値上がりすると、年間600ドル強、オーナーの出費が増えることになりますので、その分を賃料に反映させる必要が出てきます。またHOA以外にも固定資産税・火災保険等が値上がりしますので、これらもオーナーとしては賃料を上げることにより回収したい訳ですね。


 ただその結果、弊社クライアントの駐在員でも、入居時の賃料は雇用主からの家賃補助内だったが、更新時に金額を上げられ、会社の規定を上回ってしまう、総務・人事に交渉したが見直し不可故、他の物件を探さざるを得ないという人からの相談を頂戴しています。そういった場合、まずは貸し手に事情を説明の上、何とか予算内に収まるよう交渉、その結果、新たに借り手を募集すると、空室の恐れがあるため、オーナーが歩み寄ることもあります!

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